平安神宮神苑に再度行って来ました。
今回は、前回(11月12日)に惜しくも参加できなかった方と
少人数でゆっくりと散策してきました。
朝、9時半に平安神宮に集合しました。12月の平安神宮はピンとした冬の空気に包まれていました。
少し前まで秋だと思っていましたのに、神苑は、すっかり冬の雰囲気を装っていました。
京都の冬は、人にやさしいものではありませんが、冬には冬の楽しみがあります。
わずかに咲いた黄色く薄い花びらの小さな花は、ロウバイ(蝋梅)という花でした。微かに柔らかい香がします。花の大きさは大人の親指よりは小ささです。花びらは蝋のように透けていますが厚みはあります。この花を見ると冬なんだと実感いたします。
他には、はっきりした黄色い花を咲かせたツワブキと出会いました。これは、秋に咲く花です。秋の面影を感じる事が出来るものでした。
土の道は、市街では感じる事の少ない歩く感覚と土の香りを感じる事ができました。神苑内に流れる水は、自然の小川のリズムを感じます。
右の写真は、ガイドが見えない人に神苑内の位置を説明している様子です。
現在地、周囲の様子、風景を説明しています。その説明に手作りの触れる地図を使用して説明しています。
庭園の説明は、できるだけわかりやすく説明しているつもりですが、試行錯誤です。これからも一同がんばりますので温かく見ていただけると幸いです。
目の状態は、それぞれ異なります。見える、見えない、見えにくいそれぞれの感覚で、今回もゆっくり神苑を鑑賞する事が出来ました。
ゆっくりと味わう贅沢な時間を味わいました。
この後、お昼にそば屋で「けいらん蕎麦」というたまごとじ蕎麦を堪能しながら庭談義に花を咲かせました。
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